鑑賞 雑感

涙腺崩壊

 

 ウワッ!マズイ、前が見えない・・・。目が見えない・・・とかなり焦った私。とはいえ、自宅内だから大きな問題にはなりませんでしたが。

 ワタクシ・・・ようやくようやく「眠れないほどおもしろい平家物語」を読み終えました。一体何日かかってる?と言いたくなりますが・・・。 ①多数の本を並行しながら読む②涙で目が曇って先に進まない、この2点の理由から読み終えるのに時間がかかったのです。

 特に②の要因大です!一冊読み終えるのに一体どれほど涙腺が崩壊したか・・・!今回のは板野先生著で、エンターテイメント性が強い!?と思っていたのですが。

 やはりだめでした。平家物語は我が家に沢山ありますが、どの作品も涙なしでは読めません。「どう生きるか」のみならず「どういう最期を遂げるか」を考えさせられます。まだまだこれからという年齢にも拘わらず運命を受け容れる若き平家の武者たち・・・。

 思わず母親目線で胸がかきむしられるような気がします。と同時に、年齢に関係なく、人生・命を燃焼させる潔さ・いかに逝くかが大切かを痛感します。人間は、窮地に陥ったときに真価を問われます。

 残念ながら、いえ当然?私は今、死に直面するならば・・・間違いなくジタバタとあがきます。まだまだ修行が足りません自分らしい最期を迎えるべくして、まずは目の前のやるべきこと、積読の山を減らせるよう一つ一つ片づけます。

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