慣用句・諺 雑感

船頭多くして船山に登る

 

船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)」という慣用句があります。意味は「指図するものが多すぎるとまとまりがつかず、かえってうまくいかないものだということ」。

 組織内で仕事をする場合、複数の上司がそれぞれが違うことを指示・・・というのはよくあるパターンですね・・・(若かりし頃に何度も経験済み)。仕事上に限らず、日常生活においても時々こういうことが起こりえます。

 良かれとばかりに色々とアドヴァイス(指図)してもらえるのは有り難いですが、時と場合によってはそれが重荷になり、まさに慣用句のとおり「かえってうまくいかなくなる」こともあるのです。

 そうならないようにどうするか?自分自身に関しては、色々と指図する人の通りに実行してみて、失敗した時に責任を取るのは誰か?と自問する(当然ですが、大抵は自己責任となる)ことによって自ずから答えが出てきます。

 私自身がこういうスタンスなので、人様に対しては「あなたは結局どうしたいの?」と確認するようにしています。まずは自分で自分に問いかけてみてくださいね!!

 

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