雑感

つかれる(掛詞)

 主に和歌にで用いられる修辞法のひとつに「掛詞(かけことば)」があります。。発音が同じまたは似た言葉に、2つ以上の意味を持たせるように使います。例えば「ながめ」は「眺め(物思い)」「長雨(ながめ)」の掛詞です。

 さて、現代での「掛詞」のような言葉の例として「つかれる」「つく」があります。掛詞と言うよりも語源が複数・・・と言った方がいいかもしれません。

 例えば「つかれる」は「疲れる」「憑かれる」、「ついている」は「ツイてる(ラッキーである、幸運である)」「憑いてる」の意味を含むそうです。

 「ツク」側は相手に自分のエネルギーを渡す(相手に憑く)のでスッキリする、まさに幸運、「ツイてる」状態でしょう?!でも、「憑かれる」側はパワーダウンして「疲れる」・・・・。ウーン、確かに!と思います。

 ちなみに愚痴、悪口、噂話の集団はもってのほか、基本的にマイナスのことを口にする人とお食事やお茶を飲むなんてことは最高級に苦手です。疲れる(憑かれる)」からです。

 逆のパターン、つまり前向きの発言や人の良いところを見て話題にする人達とおしゃべりすることは楽しいので好きです。

 幸い、今日はZOOMで女性起業家たち6名のお茶会に参加し、「ああ、皆同じように奮闘しながら頑張っているなああ!」と思うとこれからも前向きに頑張れそうです。ハイ、パワーを頂きました。

 昔の人は身をもって体験したことを漢字で表したんだなあ~と漠然と思い至った次第です。何はともあれ健全な「ツイている」状態を目指します。

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