「教科学習において、暗記以外に大切なことは何だろうか?また、なぜそれは大切なのだろうか?」
というテーマの小論文がありました。生徒とともにキーワード、組み立て等を考えてなんとか清書しホッ。
上記のテーマに「教科学習」という条件ががなければ「暗記以外に大切なこと」は「忘れる力」だと言えるでしょうもしもあらゆることをすべて覚える、暗記することが可能なら・・・勉強においては苦労しないでしょう。
でも日常生活が困難になることが想像出来ます。なぜなら「余計なこと」までも暗記、覚えてしまうからです。そうなると辛かったここと等が常に脳内にありパニックになってしまします。
ちなみに生徒は「暗記以外に大切な力」は「想像力」だという結論で書きましたが、この「想像力」もネガティブな「想像力」ではなく「鈍感力」に近いポジティブな「想像力」が必要でしょう。
例えば、仕事中に上司に挨拶をしても返してくれなかったとします。その時に「上司は考え事でもしていて気づかなかった?あるいはたまたま腹の居所が悪かった?」というポジティブな想像力です。
受験勉強をしていると大変な壁にぶち当たることがしばしばですが、そういう時こそ「いい意味での忘れる力」「ポジティブな想像力」という視点を持てるよう意識したいものです。