数年前の知人の息子さんの話。某大学医学部の看護学部の推薦入試において「今後の医療の在り方、問題点」といったテーマで小論文を提出することになりました。
学校の先生に添削してもらい、無事に完成していよいよ明日願書とともに提出という段階になって母親(私の知人)にその小論文を見せたところ・・・。
私の知人がダメ出し!結局親子で徹夜で小論文を書き直し提出、無事に合格しました。なぜ、素人にもかかわらず知人が息子に小論文にダメ出しをしたか?「あまりにもとってつけたような立派な内容だったから」だとか。
本人らしさが全く感じられず、専門家から見ると「若造が、分かりもしないのに偉そうに語っている」と思う!と、「あなたにしか書けない本音で」と強調して書き直しをしたそうです。
書き直しをせずに提出していたとしても合格していたかもしれず、元の原稿を見せてもらったわけではないので何とも言えません。しかしこのエピソードには大切な真理が!
いつも書いているように「自分らしさ」を大学側にアピールすることが大切なのです!とってつけたような文章はすぐにバレる、突っ込まれます。
まさに私自身、「○○ちゃんらしさがまったく感じられない!◇◇と突っ込まれるよ。これ、誰の意見?!」とビシビシと(?)生徒を鍛え中。