慣用句・諺 雑感

君子危うきに近寄らず

 「君子危うきに近よらず」(くんしあやうきにちかよらず)という慣用句があります。【意味】「君子」は見識や教養、徳のある人格者。君子は自分の身を慎み、不用意に危険なことに近寄ろうとしないということ。

 さて、これは文章を書く時にも当てはまるのです。結果を表す接続語「だから」の代わりに最近は話し言葉の「なので」を使う人が多くなっています。

 確かに「なので」は書き言葉としてもほとんど市民権を得ているため間違いとは言い切れません。それでも「なので」に関して違和感を持つ人間が多いのも事実なのです。

 生徒には「わざわざ減点される、心証を悪くするかもしれないというリスクは取らない方がいいよ。」と伝えています。また「理由は~からです。」については厳密にいうと間違いです。

 「理由は~」は主語なので正しくは「です。だ。」で終わるべきです。となると志望動機などをどんな風に書くか?単純に「~からです。」「~だから志望しました。」とした方がいいでしょう。

「君子危うきに近よらず」(不用意に危険なことに近寄ろうとしないということ)を心掛けましょう。

 

 

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