同業者と話していると中学受験を思い切り推進する派が一定数います。正直言って高い月謝を取れる、やる気がある生徒は指導しがいがあるといったメリットがあるからだと思います。
ちなみに私は中立派です。本人次第かなと。地域的に公立高校至上主義の地域で私が育ったということもあり私は高校から受験しています。そのことで後悔したことなんて一度もありませんし、母校は大好きです。
そもそも早いうちから受験させるのはなぜなのでしょうか?おそらく次の3つの理由が考えられます。
➀子供の成長を促す
②大学受験を有利にする
③長い目で見て子供が幸せになるための道筋をつける
つまり親としては 究極は子供の幸せを願っての行動なわけです。しかし果たして本当にそうなのでしょうか?オンラインだからという事情もあるにしても、全く授業を聞かずにユーチューブなどの他の画面を見ている、挙句の果てには 居眠りする・・・という子がいます。
親御さんもそのことを気がついており監視カメラを取り付けたりと色々工夫するのですが子供は監視カメラを勝手に切るそうです。そしてよくよく聞くと塾の宿題が多くて夜遅くまで宿題やってるため日中に居眠りするそうです。
要するに子供のやる気がないわけです。こんなことでは時間とお金の無駄だと言いたいですし下手すると自己肯定感喪失、勉強嫌いにならないとも限らないです。要するに本人の自覚 、やる気がないならば早目の受験はしない方がいいのでは?と言いたいです。
本人にとって「いつ」受験するのがいいのか?じっくりと考えて行動することこそが子供の一番の幸せへの近道だと言いたい今日この頃です。