国語勉強法

結果と原因が逆に!

 「~はなぜですか?60字以上70字以内で答えなさい。」

といった「理由」を問う問題が国語では頻出です。基本的には本文中にヒントがあるはずなので、「理由」が書かれている部分を探して分かりやすく要約すればいいのです。

 大半の生徒は「要約」することに対して物凄ーーーくエネルギーを費やし、「難しかった~~~。でもなんとか60字以上書いた!」と言うのです。ところが抽象的で分かりづらい文章が題材の場合、指導生徒の8割以上が0点なのです。

 努力点として1点でも2点でも上げたいのはやまやまですが、明らかに0点なのです。どういうことか?「理由」を聞かれているにもかかわらず彼らは「結果」の部分を必死で要約して答えているのです

 本文中ではパッと見た感じでは「結果」ではなく「理由」のように見えます。そう、「結果」を「理由・原因」と見誤るであろう紛らわしい文章だからこそ、引っ掛け問題として出題されるのです。

 自主学習の場合だと模範解答を写して終わり・・・、なぜ?どんなふうに?引っかかったかを理解できないまま放置してしまいます。でも私が指導する場合はなぜひっかかったか(理由)を解説し、正しい答えの導き方を伝えます。

 指導を受けてみたい方、ZOOM指導等を実施しております。詳細はHPをご覧ください。

 

 

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