国語勉強法

どうしても主観が入る・・・

 国語を解く際には自分の主観を入れてはいけないというルールはそれなりに勉強している生徒は知っています。とはいえ知ってはいてもなかなか実行できないのが現状です。

 なぜならば 無意識のうちに主観を入れてしまうからです 。極端な例を挙げるならば、例えば・・・ 私自身に関していうとゴキブリ を見た瞬間にギャーッとなります。理性じゃないのです。条件反射です。

 実はこれと同じことが感受性豊かな子には起こっているのです。文章を読んだ瞬間に無意識に自分の感情が入るのです。

(例)「愉快そうに眺めながら微笑んでいた」を説明する選択肢を選ぶ問題。

➀「安心させようとしながら見ている」

②「楽しそうに余裕をもって見ている」

正解は②ですが、心優しい生徒は「目の前でオロオロしている人に対して余裕を持って楽しんで見ているっていうのは何だか意地悪っぽい」と思って②ではなく➀にして✕でした。あらら・・・。

 このように迷った場合どうするか?棒線中の言葉、本来の持つイメージから考えるのがグッドです。今回は「愉快」という言葉から イメージできるのは「 楽しい、ワクワク 」だと思うんです。

 ハイ、ここまでくると自動的に答えは決まりますね。 本文の棒線にある言葉やそれ以外でもとにかく本文の言葉に忠実に!を心がけましょう。

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