雑感

丸投げはいかに?

 6世紀ごろ、聖徳太子が「志能便・備(しのび)」という忍者のような者を使っていたと忍術書に記されているそうです。

 聖徳太子は一度に10人の話を聞くことができたと言われていますが、それは事前に志能便によって情報を集めていたためとも言われています。

 真偽のほどはともかくとして、物事をきちんとスムーズに行うためには「事前準備」「聞くこと(きちんと耳をかたむけること)」が大切なのは間違いないというエピソードでしょう。

 どんなに優秀な人、天才的に見える人でも何も努力せずに地位を確立したり、技術を身につけたわけではないのです。

 自分は凡人と自覚があるならばこそ「事前準備」「素直に聞くこと」、自分の力量を超えていると判断した場合は人様に頼ることが手っ取り早いです。

 とはいえ、人様を頼る≒丸投げでは決してありません。先にも書きましたがあくまでも「事前準備」「聞く」のは自分なわけで・・・。聞いた後が大切です。

 聞いただけではなく実行してこそ初めてインプットされて自分の身に付くのです。その作業をしないことにはどんなすばらしい指導者から教わっても無駄です。

 また、学年や指導回数が少ない場合などはこちらから保護者にもご協力を依頼することがあります。とはいえ、忙しさや面倒くささのため保護者までもが私が伝えたことをスルーされる場合もしばしばです。

 高いお金を払って、時間を費やすならばこそ子供に身に付けてもらわないと元が取れない!と思うのですが、親子ともに完全に丸投げのパターンがあり、もったいないです。

 結局「プロに任せておけば大丈夫」と丸投げされた場合、気が進まなくても生徒の代わりに「私が」仕上げることもあります。しかし。それでは生徒自身は全くと言っていいほど伸びません。

 行動する、やるのは自分!ということを意識して取り組みましょう。

 

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