雑感

選択する≠優柔不断

 8月ともなると「天王山の夏」「勉強の遅れを取り戻そう」「夏が勝負」という意識が大きくなる時期です。今年は夏休みが少ないからこそ、その夏休みを有意義に!と皆さんが感じているでしょう。

 正直言って・・・私自身、夏休みには「チャーンス」とばかりに多くの塾や教育産業を渡り歩いたものです。受講生としてはもちろんのこと、指導者としても…。まさにジプシー(苦笑)。

 ジプシー的な行動に対して皆さんはどんなイメージを持ちますか?ステレオタイプの方は眉を顰めるかもしれません。しかし、経験者は語ります!自分軸を持ちつつ、納得いくまで選択や行動をして下さい、と。

 この「自分軸」がポイントです。自分軸がない状態であちこち試行錯誤したところで余計に混乱するだけです。自分軸があれば、自分にとってのベスト、正しい判断をすることが出来るからです。

 選択肢が1つしかないよりも、2つ、3つと可能性が多い方が納得した方法を選べます。自分軸を持った状態であれこれと試行錯誤して最終的に物事を選択することは優柔不断とは言いません。

 複数から選択する、新しいことヒトやモノに挑戦する、学生にとっては自分にあった塾や指導者、予備校を探すことは自分にとっての成長のための行為です。

 努力して自力で何でもこなす・・・ことは尊いですが、限られた時間において「専門家を頼る」「複数の選択肢から選ぶ」ことは決して恥ずかしい事ではありません。

 大切な夏だからこそ・・・、自分に合う、納得する方法や指導者を探すことに意識を向けましょう。

 

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