文章を上達させるためのコツって何だと思いますか?おそらく、まずは技術(スキル)を学ぶことを思い浮かべると思います。むろん技術を身に付けることは不可欠です。
それにプラスして文章全体をチェックしてもらう機会も外すことが出来ないと言えます。なぜなら、各自それぞれ「本人は気づいていない癖」があるからです。
むろん「良い癖」ならばいいのですがそうではない「癖」や本人は気づいていない間違いなどを、それぞれ持っていることが多いからです。
このチェックというのは学生であれば「小論文模試」「学校の先生の指導」「通信教育による添削」「保護者からのチェック」、社会人であれば「上司からのチェック」などなどです。
こういったチェックがないことには、いくら技術や型を学んでそれを実行しても成長が途中で止まってしまいます。いわゆる独りよがりになってしまいます。
さらに言うならば自分の欠点等を自覚したら、次回からは「欠点」を意識して毎回、文章を書くことを繰り返すことが大切です。そして意識しなくても自分の欠点を自然と見直している状態になると「身に付いた」と言えるでしょう。
文章とは誰一人として全く同じ内容を書くことが出来ませんし、「良い・悪い」癖は人それぞれ違います。だからこそなかなか「上達」を実感しづらいです。
「文章の技術」+「第三者によるチェック」+「自分の欠点を意識する」という3つのことを念頭に置きながら反復していきましょう。「過去のよくない癖を無意識にチェックしている」≒上達と自覚して下さいね。