現代国語の問題を解くにあたって「キーワード」「キーセンテンス」を探してチェックするように言われることが多いでしょう。実際、私自身が口酸っぱく生徒たちに言います。
にもかかわらずどうしてもそれらをスルーしてしまうタイプが多いです。なぜか？理由は二つ考えられます。①キーワードやキーセンテンスをチェックする習慣がないから。②キーワードやキーセンテンスの重要性を実感していないから。
②が出来ていないから、なかなか①もできないのでしょう。だから、生徒には如何にキーワードやキーセンテンスが大切かを実感してもらいます。どんなふうに実感させるか？
まず、一緒にキーワードやキーセンテンスをチェックします。すると、問の答えが見事にキーセンテンスに存在することが一目瞭然なのです。
そもそも「キーワード、キーセンテンス」とは問題を解くための「鍵（ヒント）」となる訳ですから当然と言えば当然です。出題者側もきちんとした答えを導くための問を作るためにはキーワードやキーセンテンスからたどるはずです。
キーワードを見付けることは出来てもキーセンテンスを見付けることは慣れるまではとっても大変ですが、まずは「キーワード」「キーセンテンス」をチェックしようという意識を持ちましょう。
