国語勉強法

国語の解き方ルール

 なぜ国語の「解き方ルール」を指導しないんだろう?!

 これは長年にわたってずっと感じてきたことです。一部の教育産業(特に予備校)ではきちんと指導していますが、それでもまだまだ「体系化されている」とは言い難い部分があります。

 そもそも、国語には解き方ルールがあること自体を知らない教育者が多いのが現状です。無意識のうちに解き方ルールを体得していたためさほど国語で苦労したことがないタイプが指導者になると、そういったことが起こりえます。

 そして指導者は言うのです。「しっかりと本文を読むこと!」「ここいヒントがあるだろう?!」と。でも生徒側としては「しっかり本文を読んでいるのに分からない」「ここがヒントと言われても、それをどうやって探すのかが分からない」となるのです。

 分かりやすい具体例を挙げてみましょう。例えばコ〇ナに罹患しないためには「免疫力アップが大切」と皆分かっています。とはいえ、①具体的にどうすれば免疫力アップが出来るか?を知っている人と知らない人に分かれます。いわゆるそれと同じです。 

 さらに言うならば免疫力アップにはストレスが大敵!」と分かりつつもそれらを②どうやってストレスを回避するか具体的な方法を知らない・・・、③「実行できる人」というタイプに分けられます。

  国語を苦手とするタイプはまさに①のか②段階なのです。もちろん最終目標は③です!!指導者の役割とは「体系化されたルールをしっかりと教える」「教えたルールを生徒がアウトプットできるよう指導する」ことだと思います。

 そういったことを考え・・・「中学生向け国語」のオンラインプログラムを頑張って作ろう~と意欲満々の私です。

 

 

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