国語勉強法

効率重視ってよくない?!

 学生が苦手とする分野の一つが文法。勉強すればするほど、絶望感が募ります(苦笑)。なぜなら文法そのものが難しい上に、解答に載っている解説が超難しいからです。

 解説が詳しいことは素晴らしいことです。しかし、実際問題として解説の内容を理解していないと問題を解けないか?と問われると「No!」なのです。そもそも、限られた試験時間内では文法問題に費やせる時間は1問につきせいぜい数秒です。つまり、パッと見て答えを導きだせればいいわけですよね?

 例えば「大きな、きれいな、爽やかな、不思議な」のうち、仲間外れは?と聞かれたら・・・「な」を「だ」に置き換えられるかどうかで見分ければいい、と知っていれば瞬時に「大きな」が仲間外れと分かります。

 細かいことを言うと「大きな」は連体詞、それ以外は形容動詞なわけですが、極端な話そこまで覚えなくても「な」の見分け方を知っていればいいのです。そんなの邪道と思う方がいるかもしれません。

 でも、こういった効率を重視することは決して私は悪いとは思いません。日常生活においても料理をする際に、一から十まで完璧に自分で・・・となると作り手の負担は半端ないです。最近は便利な調味料やカット野菜があるので、そういったものをうまく利用すればいいのです。

 勉強もしかり!完璧・・・を目指すのではなく、まずは出来るところから、そして確実に点数に結び付く方法で!が大切だと思う私です。

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