雑感

指導者はパフォーマー。

 「素直なタイプが伸びる」

というのは教育産業では常識で、指導者全員が大きくうなずくことでしょう。 「素直」☞「指導者の指示に従う」☞「言われた課題をきちんとこなす」「正しいやり方を身に着けることが出来る」☞「伸びる」のです。

 とはいえ「素直」だけれど思ったほど成績が伸びないというタイプがいなくはないのです。それには色々な要素が絡んできますし、少なくとも「素直さ」を持ち合わせていると今後飛躍的に伸びる可能性はあります。

 では「素直だけど伸びない」タイプには何が欠けているのでしょう?①能力②勉強時間が欠けている場合が大半でしょうが・・・他の要因として③信頼関係、も挙げられると思います。

 指導者のことを信頼することによって「○○先生が言うから間違いない!これとこれをやれば必ず成績が上がる。」というモチベーションや思い込みもかなり影響する?と最近思うのです。

 つまり「誰に言われたか」によって大きく違ってくるのです!「あるある」が指導者(学校の先生、塾や予備校の先生)が言っていることは意外と親が常に子供に対して言っていることと同じというパターン。

 でも、身近すぎる親の言うことだと素直に聞けない、あるいは言葉の重みが違う(親の言葉は軽く感じる)のです。

 となると…指導者の立場としては「指導内容」はもとより、いかにして相手との信頼関係を築くか?そのための工夫(パフォーマンス?!)を演出することにも力を入れなくては!と身が引き締まる思いです。☜勉強の方が簡単だ・・・(汗)。

 

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