国語勉強法

やっかいな「な」

 今週と来週は中学1,2年生は期末テストの時期。中学2年生はどの学校でも動詞、形容詞、形容動詞が試験範囲となっており当然のごとく?生徒たちは皆頭を抱えています。彼らには次のことを伝えつつ、とにかく演習を繰り返すよう指示しています。

 

 伝えたことは以下の2点

①動詞の活用形を見分けるには「下」を見て判断(詳細はイラスト付き語呂合わせプリントを作成し配布済み)

②特別な動詞(カ変、サ変)、形容詞、形容動詞の活用形は丸暗記

 

 それでも演習を始めるとつい「知識」が邪魔をしてしまいうっかり?ミスをしてしまうのです。形容詞か形容動詞かを見分ける問題がありました。その中で「細かな説明をする。」に関して、生徒は「形容動詞の言い切りは『です、だ』だから違う。『細かだ、細かです』はおかしい、言い切りは『細かい』となるから形容詞だ!」と自信をもって書いたところ×。

 「形容詞の活用形に『』は入っていない、逆に形容動詞のほうには『』が入ってるから答えは形容動詞」だと伝えたところ、とりあえずは納得していました。それでも「細かだ(こまかだ)なんていう表現はおかしい、細かですなんて言わない~。」とブツクサブツクサ。

 

 耳慣れない表現や昔ながらの表現はなじみがないから違和感があるのは当然で、気持ちは分かります。だからこそ自己判断で選ぶのではなくきちんとした活用形に当てはめることが大切なのです。

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