「が」を記述で多用するとどうなる?結論を言うと、何を伝えたい文章なのかが分からなくなります、読み手が混乱します。これが試験ならば、減点です。
明らかに「主語」の場合、「逆説の場合」に「が」を使うけれどそれ以外には使わない!また、逆接の「が」を多用しない!と意識しましょう。
例えば国語の問で「○○は□□と出会う前の出会った後ではどんなふうに心情が変化しましたか?」という問が出されたとします。この場合は前半と後半とを明確に分け、前後を分ける瞬間だけ「が」を使いましょう。
前半は~~~だったが、後半は・・・だった。(正)
前半は~~~だったが、後半は、~~だったが◇◇することによって・・・(誤)
逆接の「が」が複数あることによって何度も否定することになり結果としてAではなくBだと言っていたと思いきや、またAに戻るという現象が!読み手にとっては「???」しか残りません。
むろん書いている本人は全くそんな気はないのですが、読み手にはAを否定してBと言っており、またそれを否定するからAに戻る?となるのです。つまり逆接の「が」を多用することによって無限ループ状態になり、結局何が言いたいかが全く分かりません。
というわけで逆接の「が」を使う時は前後を分ける時、1回だけといったルールを自分なりに決めて意識しましょう。ぜひ参考まで。