今日も読書感想文講座では小学生たちは平安美人の画像を見てフリーズしていました💦
「お多福(おたふく)」さんのような顔立ちが、なぜ美人とされるのか。現代の美の基準とは異なるため、不思議に感じる方もいらっしゃるかもしれませんよね。
まず「お多福」という漢字!!「多くの福」をもたらす顔として認識されてきました。丸々とした顔立ちは「豊かさや幸福」という象徴的な意味と深く結びついていたのです。
昔は食料が豊富ではなかったため、ふくよかな体つきや顔立ちは、健康で栄養状態が良いこと、ひいては裕福であることの証でした。丸い顔は「福々しい」「縁起が良い」とされ、見る人に安心感と親しみやすさを与えます。
確かに現代でも、いわゆる「ゆるキャラ」やロングセラーで人気のあるキャラクターは丸みをおびたものが多いですよね。キティちゃんをはじめとしたサンリオシリーズ、ミッフィーちゃんシリーズ、熊のプーさん・・・。
また、丸みを帯びた顔立ちは穏やかで優しい印象を与え、争いを好まない包容力のある人柄を連想させることから、家庭の平和や円満さを願う当時の人々の価値観に合致し、理想的な女性像の一つとされたのです。
このように、「お多福顔」が美人とされたのは、単なる外見の好みだけではなく、外見から連想される「豊かさ」「幸福」「穏やかさ」といった価値観がその顔立ちに凝縮されていたのです。
そう考えると・・・平安美人、お多福さんの顔立ちがかわいらしく思えてくるのは私だけでしょうか?