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暗記よりも作文力

 今日は高校2年生の小論文指導がありました。入試はまだ半年以上先ですが、過去問のサンプルをといてみたところ手も足も出ません。過去問とは資料を読んで問いに答えるものです。

 字数が全く足りない、長時間かけて書いたけれど点数にすれば0点・・・。まずは何を聞かれているのか?それに対してどんな風に答えるか?どんなふうに考えるか?を1つ1つ丁寧にこなしていくとようやく合格点に近い文章を書くことができました。

 さて、夜になってから中3生の保護者から過去問がラインに送られてきました。見ると・・・見事に作文の部分が2か所とも白紙。生徒は最初から捨て問としてカウントしたようです。

 確かに融合問題であれば作文の部分を捨ててほかで満点を取るつもりで頑張れば合格点に達することはできるでしょう。しかし、高校受験、大学受験ともに今は作文は当たり前のように出題されており、それはなぜかを考えてほしいのです。

 それは、なぜか?今後は暗記知識よりも作文力のほうが重視される時代になっているからです。そりゃそうですよね。暗記等々はAIに任せておけばいいわけですから。

 そのAIに指示を出す、人と人とのコミュニケーションにおいて大切なのは結局は作文力に他ならないのです。いかに正確にわかりやすく相手に情報を伝えるか?が今後ますます重視されます。

 正直言って・・・目先の知識知識と躍起になって、幼いころから子供にスパルタ的に勉強をさせている親、当然、子供が思うように動かない・・・とパニックになっている親を見るととっても違和感を覚える私。

 知識も大事だけれどそれ以上に大切なことがあるよ・・・と。その大切なものの一つが作文力だと思うのです。というわけで来月からは文章に関するオンラインスクールが稼働予定!詳細が分かり次第、お伝えしますね🖊

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