雑感

国語力はやっぱり不可欠

 国語ほど論理的な科目はないなあとつくづく思います。国語のいいところは本文に必ずヒントがあるというところです。とはいえ、このヒントというのは例えば選択肢の中と本文中に同じ言葉が使われてるからすぐそれが答になる、とかいう単純なものではありません。

 しっかりと本文を読んで、それを理解しないことには正解を選べないのです。例えば次のような文章があったとします。

(本文)Aさんは小麦粉アレルギーがあるので普通のパンを食べることができない 。

(選択し) Aさんは米粉のパンなら食べれる可能性がある。

 この選択肢が〇か×か?答えは〇です。しかし 本文中には米粉という言葉は一切ないわけです。だからこの小麦アレルギー云々から考えてお米なら大丈夫じゃないかと自分で論理的に判断して答えなきゃいけないわけです。

 まあ これだけ聞くと「うわっ、めんどくさい」と思うかもしれません。しかしこの考え方こそが日常生活でも役になつ考え方です。日常生活で誤解を招かずにスムーズな円滑なコミュニケーションをとることにつながります。

 それゆえ私は常々、ほかの科目以上に国語力が必要だと言うわけです。私自身が、言葉足らずだからか・・・勝手なイメージを持たれたり誤解されたりすることが多いです。各自が国語力を身に着けると世の中、平和になるよな~と新年早々、思う森下でした。

-雑感

© 2024 作文110番