雑感

ネット時代だからこそ!

 食卓で食事中に家族の誰かが「牛乳!」と言えば、他の誰かがサッと牛乳を差し出すという光景、どう思いますか?一見、とても仲睦まじいすてきな光景ですよね。

 しかし文章力という観点からみるとこれは・・・ウーン、ダメですね。毎回とは言いませんが、少なくとも「牛乳をどうしてほしいの?きちんと言わないと伝わらないよ。」という会話にすべきです。

 なぜならば日頃の習慣がそのまま文章に出てしまうからです。文章を書くときは主語、目的語、述語を意識して書いているから大丈夫というブーイングが飛んできそうですね。たしかに「作文」では意識しているでしょう。

 しかし、怖いのがラインなどによる文章!!手紙やメールよりも気軽に送れるからついつい油断してしまうんですよね・・・。目上の人に対しての文章や人に対して何かを依頼する際にはきちんと「○○をお願いします。」と書かないと伝わりませんよね。

 にもかかわらず「○○をしました。」という文だけという大人がいます。思わず「○○をしたからどうなの?何が言いたいの?」等々ツッコミたくなります。資料が添付されているとチェックしてほしいという意図は分かりますが、いわゆる文章となっていない文字を見るとモードが思い切り下がるのは私だけではないと思います。

 そもそも、これが電話や実際に会って話すならば会話のキャッチボールが出来ますが、文章は一方的なのです。だからこそきちんと伝えるべきなのです。「文章力」というのは、インターネットの時代となった現在、極めて重要です。

 丁寧すぎる文章を書く必要はありませんが、最低限のルールやマナーを守らない文章を一方的に押し付けると相手を不快にさせますし、結果として自分の評価を下げることになります。

 そういうことを若いうちからしっかりと分かってほしい・・・という一念で今、私は来年度から始動予定の文章オンラインスクールの準備を必死で行っています。こうご期待?!

 このブログを読んで下さっている方はほぼ100%まともタイプでしょう。逆に非常識な人に限って読書週間、文章を読む習慣が0。ぜひとも「あ、あの人には文章を学ぶ必要がありそう。」という知人に文章オンラインスクールを勧めて下さいね~~。来年ですが🖊

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