雑感

恐怖の真夜中のSOS

 昨日の真夜中にSOSのラインが入りました。お世話になっている塾の先生からの依頼でした。担当の生徒が火曜日提出の作文を全くできていないので助けてほしいとのこと。つまり!!今日(月曜日)1日しかないのです。

 なんとかスケジュール調整をして連絡をし、保護者は乗り気だったのですが結局は指導は流れました。正直言って私はホッとしています。というのが、ギリギリまで宿題を放置していても親が何とかするという姿勢って本当に本人のためになるの?という思いがあるからです。

 実は、保護者・・・厳密に言うと母親が焦って指導者に泣きついてなんとかしようとしたのですが、父親が子供に「提出できずに、学校の先生に注意された方がいい!」と言ったそうです。私も父親の意見に完全同意デス(汗)。

 もしも子供本人がなんとかしたい、何とかしなくては!と焦って親に「誰か指導者を探してほしい」と頭を下げたならば話は違ってきますが(実際、過去にこういう事例がありました。その時は私もスケジュールを無理やり調整して助太刀しました)、今回は母親が子供のためにと先回りしたのです。

 私としてはお世話になっている先生から懇願されたら断れないし・・・それにしても前日の真夜中に依頼はかなり厳しいなああという思いが払しょくできません。これが当たり前と子供が思うのが怖いなあと。

 親は自分の子どもを可愛がる、大切に思うことはとっても素晴らしいことです。しかし周囲をも巻きこんで迷惑をかけてまで子供の宿題を完成させることが本当に本人のためになるのか?ましてやそれが本人の意思とは関係ないことだったら・・・と少し冷静になってほしいなという出来事でした。

 失敗していいんです。先生から注意されていいんです。そうやって成長していくのですから。さ、私自身、今取り組んでいる新しい課題・・・失敗を恐れず頑張りマース。

 

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