雑感

生兵法は大怪我のもと

 最近・・・複数の同業者と盛り上がっているのが「生兵法は大怪我の基」について・・・(汗)。どうやって保護者に「先走らないでほしい」「素人が余計な解説をしないでほしい」と伝えるか?と頭を悩ましています。

 結局。。。某先生は国語の解き方ルールを細かく記載したマニュアル書を作り(☜私も監修をお手伝いしました)それを生徒に配ることに。これには意味が2つあります。

 1つは純粋に生徒に役立ててほしい、2つ目は親に対して「ここまでのルールを覚えてきちんと正しく指導できますか?」的な意味だそうです。ふーっ。本当にお疲れ様って感じです。

 そして私は・・・とうとう、以下の文面を保護者に送りました。

 読解は「読み方」ルールがあり、そのルールをしっかりと身につけることによって初見の問題等々に対応できるようになります。それゆえ問題集や試験を直して終わり・・・ではなく見直しする際に再現性のある「読み方」「考え方」のルールをお伝えし演習を行いたいと考えております。

 上記の理由等から、国語(特に読解)はたくさん数をこなせば成績が上がる・・・というわけではない、他の科目とは少し違う特徴があります。点数が思わしくないから・・・どんどん課題をこなして慣れなくては!!と感じるのはごもっともなのですが、意外とそうではないのです。一つずつの課題をじっくりと取り組んで腑に落とすというイメージです。

 例えるならば・・・運動に似ているかもしれません。スポーツにおいてはスランプだから・・・とトレーニングを多くするとかえって疲労骨折といったトラブルによってスランプが長くなるとことがあります。ある意味国語という科目もこういう一面があります。

 

 何事も誰もが簡単に出来るならばいわゆる「プロ」は必要ないのです。ちなみに・・・国語について書きましたが、他の科目も当てはまる部分がなきにしもあらずです。

 某生徒、英語の前置詞について全く理解できていない状態で次々と問題集を進めた結果、ずーっと前置詞の問題が✕です。当然ですよね。ハーッ。何が言いたいか。まずは基礎固めよう、ということです。

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