指導法

数学を日本語で翻訳するの巻

 結局はどの科目も根底は国語力なんだよなあああああ~~~~~と改めて思う今日この頃です。諸所の事情からなぜか毎年、受験生(中3)においては国語以外も教えている私。

 お陰で頭の体操になる~!と私は楽しいのですが、楽しいだけではなく心底「国語力の大切さを痛感するのです。なぜなら同じ内容を別の表現になっていると慣れないうちは全く別の内容だと勘違いしたり、似たような言葉を正しく判別できないからです。

 例えば「平方」と「平方根」。

 私は生徒にまず面積の単位である「㎠」を日本語で言ってもらい(平方センチメートル)、面積の単位は必ず2回掛け算する→平方とは2回掛け算する→2乗とイメージで覚えるように伝えます。

 そして「平方根」に関しては「平方の根本」→「二乗のもと」→「二乗してこの数字になるものを考える」といった風に・・・。無条件に呪文のように唱えるよりも漢字の意味、日本語から連想すると忘れないです。

 数学は覚えるべき言葉が短いですが、理科や社会では「文章」が出てくるのでもっともっと厄介です。ですが、が、が、丁寧に日本語を読み解くと必ず解けるようになります。次回は理科編。

-指導法

© 2024 作文110番