「おまえな・・・ほんまに踊り下手くそだなあ。踊りを覚えていないから、周りを見て振付してるやろ。だから周りよりワンテンポ、ズレてるから余計に目立つ！！でも、お前が決してサボってるわけではないのは知ってる。そういうタイプじゃないもんな。真面目にやってるのになんで踊りは覚えられないのかなああ、不思議やわ。」
これは〇十年前、体育の先生・・・ではなくなぜか美術の先生に呼び止められて上記のように言われました。私が中学３年生だった時の運動会のリハーサル時の出来事です。ハイ、美術の先生は私のことを気にかけてくだって、とってもかわいがっていただきました。
美術の先生は私のことを責めるとかではなく純粋に私の踊りの下手さを不思議がったという次第。私からすると不思議でも何でもありません。一言でいうと私は踊りが死ぬほど嫌いなのです。それゆえどんなに覚えようと思ってもうまくいかないのです。反復しても覚えられないのです（苦笑）。
私自身がそういう経験があるので、どんなに頑張っても勉強が苦手でどんなに覚えようとしても覚えられないタイプが一定数いることに対しては理解できます。私は勉強に関してはさほど困りませんでしたが、苦手分野は全くダメでしたから。
ではどうすればいいか？自分の考え方や性格の傾向を知り、自分にあった正しい勉強を身につけ、繰り返し練習することが大切です。あ、この中で特に「自分にあった正しいやり方」という部分が最重要です！今なら私は分かります。踊りの順番をイラストや図にすればよかったんだよなと。私はイラストや図で覚えるのが得意ですが、耳で覚えるのはあまり得意ではないのです。
自力では正しいやり方等々を見つけるのは難しいからこそ周りの応援が大切です。そして「まずはやってみる」「やったことに積み重ねる」「ダメなら別の方法で」というスタンスで支えてあげると良いですね。