今日、7月上旬に開催予定の「大人の文章教室」の件で某市の担当者から連絡がありました。今年で3年目!有難いことに毎年、毎回出席して下さる方が複数いらっしゃり・・・だからこそ毎回、資料には少しずつ手を加えています。とはいえ文章においては「型」が存在し、それが大切だということは必須なので毎回入れていますが。
さて、「型」も大切だけれど「型」にこだわりすぎると、没「個性」になる・・・、かといって完全に「型」を無視すると単なる「型なし」になる・・・。結局、このバランスの取り方が難しく、そのことをほとんどの人が実感しているでしょう。
だから、これでもか~??!というぐらいに次から次へと新刊、雑誌でも特集されているのです。私も文章についての書籍や雑誌は購入してくまなくチェックします。どの書籍もよくできており、分かりやすい文章例が載っています。
例えば謝罪がテーマの「良い例」「悪い例」を比べてみると確かに「良い例」の方がすっきりとまとまっています。でも・・・謝る相手との間柄、失礼をしてしまった本人の年齢や性格を考慮すると、マニュアル通りに書いたらベストかと言うと勿論そんなことはありません。
それよりも「誠意」「こころ」がこもっているかが結局は一番重要なのです。そしてその「誠意」「心」をどんなふうに伝えるかを知りたい方々が毎回、文章講座に来てくださいます。
結論としては、お自分の日常を少し(1行だけ)入れるだけでグーンと印象がアップします。例えば、園芸が趣味の方ならば「今、庭にはイングリッシュローズが満開です。」など。え?たったそれだけ?ハイ、それだけです!