雑感

たかが宿題・されど宿題

 冬休みが始まりますね!長期休みと言えば・・・宿題!宿題を出すか出さないかは指導者にとっては永遠のテーマです。また指導者だけではなく生徒側にとっても宿題の有無については意見が分かれるところでしょう。

 自主性に任せる・・・なんて言ったら何もしない、かといって大量すぎる宿題は負担になるだけで結局は身に着かない。一つ言えることはその子のレベルにあった宿題ならば出す価値があるかなということです。

 しかし塾や家庭教師等を利用している保護者はどうしてもどんどん早く進めたいという意志が強いタイプが多く、宿題を出して欲しいと言いますしそういうオーラがむんむんと漂ってきます(苦笑)。

 とりあえずこちらが宿題を出すと・・・宿題のみならず下手すると宿題以外のこともどんどん勝手に子供にさせます。でも、それって時には時間の無駄になっていることもあります。学年・年齢関係なくです。

 さて、宿題について面白い記事を見つけたので紹介します。


https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/education/64292/

これ私も全く同じ経験があります この記事にも書いてあるように「How(いかに)」よりも「Why(なぜ)」がまず最初に意識すべきことでしょう。「なぜこんな風に考えるのか?解くのか?」を理解し納得すれば大量の問題を解きまくらなくても初見の問題を解けるようになります。

 つまり量より質だと言いたいです。また、気を付けてほしいのが今まで順調に問題集を進めていたとしてもある時を境にいままで通りにスムーズにいかなくなる時があります。それは問題のレベルが上がっているからです。

 そういう時にやっつけ作業で適当にやるのではなくじっくりと納得いくまで教わった方がいいですし、私はその時期には極力宿題を出しません、というよりも出したくありません。授業でしっかりとやってから取り組んでほしいからです。たかが宿題・されど宿題・・・バランスが必要ですね。

 

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