雑感

これって国語の授業?

 先日、生徒の保護者の方から 「やはり、森下先生は神です!」というあまりにももったいないようなコメントいただきました!!こういうコメント、嬉しいですね~~。

ちなみにその日の授業はどんな様子だったかを少し再現してみます。

「この文と次の文は対句なってるよ。となると・・・ここに入るのは自ずと想像がつくと思う。考えてね。」

「ここに代名詞が使われている、しかも複数形ということは前に正式な名前等が出ているはず。じゃあ、一体何を指しているのかを探してみて!」

 こういったヒントを少しだけ伝えると生徒は自分で全問正解していましたそ。長文のうちの2文が対句になっているといったことに初見では気づけなかったけれど、言われると「なるほど」と顔が明るくなっていました。

 ちなみにこれ国語の授業ではありません。英語の授業です。え?どういうこと?と思うかもしれません。私は基本的にはもう英語教えないと決めているのですが本年度のみ、一人だけ英語を教えています。

 その生徒は基礎はきちんとわかってる。そして学校の定期テストでは満点に近い点を取るような子です。しかし初見の問題が解けないということで、それを伺った瞬間に「あ、これは英語の力と言うよりも国語力だな」と思ったので引き受けることにしたわけです。

 表記が英語なのか日本語なのかが違うだけで、国語力をしっかり鍛えると英語もできるようになります。むしろ文章の内容そのものは国語よりもよっぽど英語の方が簡単です。☜少なくとも高校入試に出るレベルだと。

 あらゆる科目の土台が国語だというゆえんがこの辺りにあります。是非皆さん英会話は別として、読解力、特に受験英語は国語力そのものが大切だということを実感してほしいです。

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