雑感

速読ってどうなの!

 入試国語では膨大な量の文章を読んで問に的確に答えなくてはなりません。そのため、時間が足りないという声をあちこちで聞きます。おそらく95パーセントの受験生はそのように感じているでしょう。

 さて、先日次のような質問がありました。

「自分の子供はあまりにも読むのが遅いので速読をさせた方がいいでしょうか。とはいえ高学年になるとやるべきことが増えるので速読といった習い事を増やす時間的余裕もありません。逆に基礎がしっかりしていない中学年で我が子に速読をさせていいものか迷っていますそ。」

 それに対し私は以下の2点を伝えました。

「速読に対しては私はむしろ賛成です。もちろんいろんな業者がいるのでしょうけれど、きちんとしたところを選べば、決して飛ばしではなく全体を把握する読み方、動体視力を鍛えるという練習をするパターンだからです。これは国語に限らずあらゆる生活に役立つので長い目で見てもいいかなと思います。

 2点目、今やオンラインで学ぶことができます。1時間あるいは、30分どこかなんとか時間を見つけて学ぶことが可能であり、学年に関してはあまりこだわる必要はないかなと。どんな習い事でもそうですが合うか合わないかをやってみないことにはわかりません。やっててみて合わなければやめればいい、まずはやってみては」

 何事もそうですが、いきなり成功するなんてことは稀です。勉強が出来るタイプというのは人よりも努力(厳密に言うと失敗した数)が多いだけです。(^O^)/私自身、失敗の数は思い切り自慢できます!おかげでその失敗を今の仕事に活かしています。

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