国語では「言いかえ・対比・理由」が基本の骨組みになっています。このことはあらゆる先生方が著書や YouTube なので伝えているし、既に知っている方も多いでしょう。
しかし知っているということと、実際に使えるということには全く違います。先の3つの言葉を覚えたところで納得して実感しないことにはを本当に身についたとは言いません。
だから国語の文章を生徒と一緒にチェックすることは当然のこと、さらに日常生活においても「言いかえ・対比・理由」がわんさか~~~とあることを伝えたりもします。
例えば東洋水産の「赤いきつね」と「緑のたぬき」というカップラーメン。「きつね」と「たぬき」はよく対比される組み合わせですよね。また、赤と緑というのは補色の関係です。12色を環状に表した場合にちょうど逆の位置にくる色です。
つまり日常生活においても対比がさりげなくあちこちにちりばめられているのです。また、ディズニーの映画「美女と野獣」もそうですね。これも美女と王子様であれば・・・普通過ぎます。
美女と野獣という全く逆パターンの組み合わせ、ギャップがあるから私達は気になるしヒットするわけです。このように国語の骨組みとなる概念は生活していく上でもとても役に立つ考え方です。だから国語を勉強するってことは「生きていく力」に結び付くのです。