用言、つまり動詞・形容詞・形容動詞は小中学生にとって鬼門です。とにかく覚えることが多く、最低限のルールを覚えても見分け方がかなり難しいです。
基本的には「言い切り」の終わりの部分を覚えればいいわけですが、それがなかなか覚えられないから困るわけです。特に動詞は「ウ段」と言われた瞬間にポカーンとする小中学生もチラホラ。
この「ウ段」には「段」がネックなのです。形容詞のように言いきりが「い」だったり、形容動詞のようにいい切りが「だ、な」のように文字がきちんと決まるのならばまだ良いのですが、「段」というと「う、く、す、つ、ぬ。。。」とたくさんあるわけです。
というわけで動詞に関してはまずは「ウ段」をしっかりと実感する、そして次にようやく「ウ段」で終わるものが「動詞」だと覚える必要があります。
ではどうやって覚えるか?「ウ段」=「うごきを表わす言葉」=動詞といった具合で、「う」つながりで覚えるといいでしょう。
とりあえずこのようにすると動詞に関しては覚えやすくなります。なにはともあれこの単元はちょっとした文章をピックアップして「これは動詞?形容詞?形容動詞?」といった風に事あるごとに確認するのが一番です。習うより慣れろです。