勉強法 雑感

「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。」

 鎌倉時代の随筆「徒然草」の百十段に次のようなことが書かれています。「双六の上手という人に、そのやり方を質問しましところ、『勝とうとして打ってはならない。負けまいとして打つべきだ。』」と。

 これはまさに現代においてもあらゆることに当てはまると思います。今週は、問題をきちんと読んでなかったがためのケアレスミスを連発する生徒さんが複数いました。本人たちは答えるべき内容は理解できてるのですが、答え方を間違って点数を落としてるのです。

 「抜き出しなさい」というものに対して、抜き出さずに自分で勝手に考えて書いてしまったり、同じく「本文中の言葉を用いて書きなさい」とあるにも関わらず、これまたわざわざ自分で一生懸命言葉を紡ぎ出して書いてるのです。

 そもそも「抜き出し」だとか「本文中の言葉を使って・・・」という問はサービス問題です。それを落とすとはもったいないの極致です。入試問題は本当に難しく作ってあります。合格平均点もかなり低いです。

 そんな中で点数を取ろうとするよりも、そもそも点数を落とさないようにと意識すべきなのです。とにかく失点しないようにしっかりと問われていることを聞いて忠実にそれにこたえることが大切です。当たり前?のことをきちんと押さえましょう。それが一番の近道です。

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