作文

なぜ訴えてこない?どうすればいい?

 「もったいないなあ・・・。」

これが、某作文の添削後の感想です。具体例やエピソードが書かれており、文章構成はバッチリ!にもかかわらず、訴えてくる感動というのが乏しいのです。 

 その理由は、ズバリ!自分の気持ち表現が薄っぺらいからなのです。ここで皆さんに考えてほしいのですが、面白い小説って「○○は思いました」「○○は嬉しかったです」という表現ってありますか?ハイ、あまりありませんよね。嬉しい時はそれを台詞や動作で表現していますよね。

 つまり、それらを真似すればいいのです。動作を思いつかないならば台詞で書けばいいのです。例えば「嬉しい」という気持ちを書くならば「ヤッター!!」というセリフを一つ入れるだけで、読み手に強い印象を与えることが可能です。

 小論文や入社試験といった場合は、型に当てはめて理路整然と書くことを求められます。それに対して作文は自分自身の経験、そしてそれに伴う気持ちや感情を書くものなので、それらをアピールするには「セリフ」を入れることを意識してみて下さいね。

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