雑感

ヘリコプターペアレントって?!

 「ヘリコプターペアレント」ってご存知ですか?

私は・・・つい最近、初めて知りました。

「ヘリコプターペアレント」とは、子どもに先回りして動きがちな“過保護”で“管理過剰”な親を指す言葉だそうです。空中にホバリングして周囲の状況を観察し、いざ救助の手が必要な場面を見つけたらすぐ急降下して現場に駆け付ける…。そんなヘリコプターの動きに例えた親の特徴を表したものです。

 では、理想的なペアレントって?!!

 理想的な意見としては「子供の自主性に任せる」となるでしょう。しかし、教育について悩む親御さんにとって、自分の子供の自主性に任せる勇気がない、任せた結果が今の状態・・・というパターンがほとんどというのが現状なのです。

 また、「放任」を「自主性に任せる」と勘違いしている人のなんと多いことか!「勉強しなさい」と漠然とした言葉を伝えるだけで、隣室で大きなボリュームでテレビなどを親だけが楽しむ・・・なんて日常茶飯。

 それゆえ私は「上手な介入」を保護者にはお願いしています。「口は出さずに手を出す」といった感じです。例えばワークの答え合わせを保護者がする、しかし間違ったところに関して「なんでこれを間違えたの?」「間違いが多すぎる」と言ったマイナス言葉ではタブーとお伝えします。

 「理想的なペアレント」と「ヘリコプターペアレント」には明確な仕切りがないから難しいですね。

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