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過去問を周回しよう!

 

 過去問演習が大切だと、何度かこのブログで伝えています。むろん大半の受験生は過去問を最低でも1回は解いていることでしょう。しかし・・・1回では足りません!出来ることなら3周するのがベストです。

 1回目に解いて間違えたところを時間をおいて解き直した時に完璧に解けるようになるには、3周必要なのです。実際に2週目を受験生にさせてみると・・・哀しいかな。前回と全く同じところを間違えてしまう、下手すると前回よりも酷い!ことが多々あります。むろん、前回よりも明らかに成長している部分もありますが。

 なぜそういうことが起こるのか?初回での解説・間違い直しでは「分かったつもり」になっていただけなのです。人に説明してもらって安心してしまい、正しい答えを導く論理的思考が身に付いていないのです。国語は数学のような明確な目に見える公式があるわけではありません。

 それゆえに「考え方」「論理的思考」、論理的思考をするための作業等を覚えるというよりも、しっかりと慣れることによって身に付ける必要があるのです。慣れるためには…どの分野でもそうですが「練習」「回数」しかありません。同じ問題集や過去問を何周も・・・というのは大変な作業です。

 でもその大変な作業をすると必ず成長します!この時期に新しい問題集に次々と手を出すよりも過去問を周回する!ぜひやってみてください。

 

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