「国語、文章を書くこと」に対して「苦手意識」を持ってるタイプをよくよく分析すると「国語を嫌い」というよりも「実は説明文が嫌い。」→「説明文を読んでも理解できないから。」という場合が少なからずあります。
そんなタイプには私は次のように伝えます。
①説明文の内容を理解できなくてもOK
②まずはキーワード(複数あり)をチェックする
③対比されているもの、それらの関係性を把握するよう努める
以上3点を意識すると答えを見つけることを強調し実践させると・・・正答率がグーンと上がり本人もびっくりすることが意外と多いです。
①に関しては生徒は皆意外そうな顔をしますが…実は私自身、限られた時間で解かなくてはならない国語の問題文に関してすべてを理解しているわけではありません。
厳密に言うと理解して味わうほどの時間的・心理的余裕はありません。でも正解にたどり着けるにはなぜかというと②③を実行しているからです。プライベートで難解な文章に向かう時は分かるまでじっくり取り組みますが。
つまり試験等の国語と読書とは全く別物であり、解き方のルールなるモノが存在するのです。理解して納得することは理想的ですが、そうではないからダメだということは決してありません。
冷たい言い方かもしれませんが問題を解くためにはどうすれば一番手っ取り早いか?を意識して淡々と取り組むことが大切です。