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なぜ国語専門?

  以前は対面で「国語専門塾」、今はオンラインで「国語・読書感想文専門塾」を主宰している私ですが・・・。。「なぜ国語を教えるのか?」「なぜ国語だけ?」「国語専門?」と今までに数えきれないぐらい聞かれたり、言われました。

 

 大手塾内で選択授業として単科授業を特別に受けるということは一般的ですが、単科目のみの塾(英語を除く)は確かに珍しいと思います。だからでしょう。今までの質問に「なぜよりによって国語?英語や数学ではないの?」といった空気感ををひしひしと感じたものです。

 

 国語を専門にした理由の一つは「日本人だから!」です。日本の古典から伝わる思想や考え方が大好き→教えることのみならず「古文」の予習をすること自体が楽しいからです。

 

 個人的に吉田兼好の徒然草、本居宣長の玉勝間、平家物語がお気に入り。例えば「玉勝間」にはこのような話(中三テキストより)があります。「人のただ一つの言葉や、ただ一つの行為によってその人全体の良さ、悪さを決めてしまうのは、中国の本によくあるが、これはまるで正しくないことだ・・・・・。」と。

 

 はっきりと決めつけない「あいまいさ」が日本人特有の気質と言っていいかもしれず、それが批判対象になることもありますが、個人的にはその「日本人らしさ」が好きなのです。

 

 やはり、好きという気持ちは大切ですね。では、最初から国語を好きだったから仕事にしたのか?それとも仕事してやっていくうちに好きになったのか?これについては・・・「両方」です。

 

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