慣用句・諺 雑感

流水濁らず、忙人老いず

 「流水濁らず、忙人老いず(りゅうすいにごらず、ぼうじんおいず) 」という言い回しがあります。意味は「忙しく動いている人は年をとらない、老いない。流れのある川は水がきれいだが淀(よど)んで流れない川は濁る。」です。

 正直言って最近、本当に目が回るぐらい忙しい私。だからこそ「老いない?」と勝手にいい方向に解釈しています。と同時に鴨長明の「ゆく川の流れは絶えずしてしかも、もとの水にあらず」という方丈記の一節も思い出しました。

 こちらは、川の水の流れは絶えることなく続いているように見えるけれど、よく見ればそれは決して同じ水ではなく移り変わっているというのです。

 正直言って濁らないように!と張り切って動いて失敗し、そこに至るまでの努力が「水の泡」になってしまい「無常観」を味わうことになるかもしれません。

 それでも自分自身は「流水濁らず、忙人老いず」と実践していきたいものです。

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