勉強法 雑感

読書≠国語(パート2)

 「文章は家で定期的に書かせているのでそれなりに書けますが、読解力がなかなかつかないんです・・・。周囲は『本を読め』というから必死で読み聞かせしたり、本を読ませているのですがイマイチです。」             

 小学3年生の保護者から先のような台詞が。思わず「あ~。分かる分かる。これって永遠のテーマだよね・・・。」と思ったので「分かります!!!確かに本を読むことは大切ですが、読書好きが必ずしも読解力があるとは言えないですよね?」と切り出しました。

 それから具体的に私の考え、指導法等をお伝えしました。国語で点数を取るためには一言で「読書」と片付けることは出来ません。そもそもが文章や内容の構造を理解することが大切で、そのための理解を助けるために様々な工夫が必要となるのです。 

 その具体的な方法はネット等で調べることが出来るでしょうし、色々と紹介されている方法の中から出来そうなものを実行すればいいと思います。が、が、が、ここで問題が!いくら「良い方法」「有効な方法」と思われることでも「楽しくないくない、切羽詰まった事情がない」と続きません。

 例えばウオ―キングが健康にいいと分かっていても雨が降った、疲れた、明日から・・・と誘惑が多くて続かなくなるのと同じです。でも、犬を飼い始めた、新聞配達の仕事を始めた…となると本人の意思に関係なくウオ―キングせざるを得なくなります。

 何事も「身に付けたい」と思ったら①正しい方法を知る②自力では無理と思ったらプロに任せる③切羽詰まった状況を作る、以上3点が結局は大切だと思った出来事でした。

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