「頑張っているのに、なぜか成績が上がらない」
──そんなお子さんを見て、心配になったことはありませんか?
実は、このようなケースには、たった2つの原因しかありません。ひとつは、純粋に努力の量がまだ足りていない場合。もうひとつは、努力しているにも関わらず、勉強のやり方が根本的に間違っている場合です。
前者ならば、もう少し努力を重ねた先に、ある日突然グッと成績が伸びる瞬間がやってきます。しかし後者、つまり「やり方が間違っている」のが原因であれば、どれだけ時間をかけても、成績は横ばいか、下手すると下がっていくことさえあります。
とはいえ、我が子の努力が「量の問題」なのか「質の問題」なのかを、親が見分けるのはなかなか難しいですよね。そこで今日は、保護者の立場でも判断しやすいポイントをいくつかお伝えします。
まず注目してほしいのが「ノートの中身」や「解き直しの仕方」です。ただ答えを書き写して終わりになっていないか?間違えた問題に対して「なぜ間違えたのか」「次はどうすれば正解できるのか」といった分析が書かれているか?
そこに「考えた跡」が見えるなら、やり方は正しい可能性が高いです。また、「こんなところがわからなかった」「こう考えたらできたよ」といった自分の言葉でしっかりと分析したことを話せているかが重要なサインです。
ただ、ここでまた気を付けなくてはならないのは解説を丸写しパターン。きめ細かい塾では「解き直しノート」を作るよう指導されます。その際に「宿題だから」とやっつけ作業として解説を写して終わる場合が往々にしていあります。
だから、たまに保護者の目で「質問」をしてほしいです。次に勉強時間に対して3ヶ月以上まったく成績が動いていない場合は、努力の方向が間違っている可能性が高いです。
親としては、「頑張ってるんだから、そのうち伸びるよ」と励ましたくなりますよね。でも、もし「やり方」がずれていたりテキストのレベルがあっていなければ「信じて待つ」だけでは改善しないです。
お子さんの努力をムダにしないためにも、今の勉強法を冷静にチェックしてあげることが、何よりのサポートだと言えるでしょう。