文章を書くとき、本心ではないことを書くとなぜか読者に伝わってしまうことがあります。その理由の一つが「言葉の生気」です。本心を込めた文章には、その人らしさ・・・が自然ににじみ出るので読者の心に響きます。
しかし、心にもないことを書くと、とこか不自然で違和感のある文章となってしまいます。たとえば、AIが作った文章と人間が心を込めて書いた文章を比べると、前者はどこか機械的で後者は読んでいて心が動かされるような違いがあるのと似ています。
また、人間の脳は文章を単なる情報としてではなく書き手の意図や感情を無意識に読み取る・・・つまり行間を読む力を持っています。小説を読んで感動したり、ビジネスメールの冷たさを感じたりするのもこの直感の働きだと言えるでしょう。
書き手が心にもないことを書いたとき、文章からにじみ出る「空気感」に違和感を覚え、読み手は本心ではないと見抜くのです。それゆえ小論文をはじめ、文章指導では本人に対してのヒアリングをしっかりと行っています。