スケートボード女性ストリートの吉沢恋選手(14)を指導する父の功さんは練習後、その日のコーチングについて娘に点数をつけてもらいます。 最低点は0 点。「感情的に怒っているだけ。何を言われても頭に入ってこない」と返されました。
最高点は200点。「こんなやり方もある」と選択肢を複数提示した時でした。(朝日新聞 29面 2024年7月30日付)
この記事を読んだ瞬間に、本当そうだよなああ~~~と思いました。このやり方を親子でできる、できたからこそのメダルだったと言えるでしょう。読書感想文、夏休みの作文、小論文等々を指導していると必ずと言っていいほど親子バトルが勃発します。
下手すると指導者と学生の間にも不穏な空気の場合も・・・。その原因は大人たちが上から目線で、具体的な選択肢を示さずして「○○しなさい」「頑張りなさい」「やりなさい」というだけだからです。
子供たちだって頑張りたい、うまくなりたい…だけどやり方が分からない、自分で考えようとしているものの、脳内に情報が入っていない状態では一生懸命考えようにもどんなふうに考えていいのかが分からないのです。
ですから、親御さんに私はいつも口酸っぱく言っています。「選択肢を示してください」と。そして親御さんに対して、私は具体的な選択肢の見本をお伝えしています。文章指導においてどんなふうに声掛けしていいか分からない・・・というお悩みの方、ぜひとも親子で講座受講してみては?まだまだ受付中です🖊