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定型詩を学ぶには唱歌がおすすめ

 今日は桃の節句、ひな祭りですね。昭和の人間は自然と「うれしいひなまつり」のメロディーを思わず口ずさんでしまいます。歌詞の一番を紹介しますね。

【1番】
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり

で、で、で、ちなみにこれ8,5,8,5,7,5,7,5とリズムが整っています。いわゆる唱歌は定型詩のパターが多いです。例えば昔、卒業式で定番だった「仰げば尊し」「蛍の光」、これらはきれいな定型詩になっています。

 定型詩とは読んで字のごとく決まったリズムを持った詩の形式で「仰げば尊し」は8・6、「蛍の光」は7・5のリズムになっています。それゆえ詩を学習する際にこれらを紹介すると生徒に伝わりやすかったです。

 この「伝わりやすかった」という過去形に注目!今や、「仰げば尊し」や「蛍の光」ではなく現代の曲が用いられているそうです。あらら💦生徒が知らない歌を紹介しても仕方がないので?今でも音楽の時間で学ぶであろう唱歌を具体例に授業でとりあげています。

生徒からの

「先生、歌を歌うときにいちいち、これは定型詩かそうではないか?とカウントするんですか?純粋に歌を楽しんでください!」

というあたたかーいアドヴァイスはこの際、スルーです(苦笑)。ちなみに端午の節句で歌われる唱歌「こいのぼり」も定型詩です。

 

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