最近、街で見かける「ローファースニーカー」。 「見た目はフォーマル、履き心地はカジュアル」という「いいとこどり」な一足です。 このことを紹介したニュースがこちら。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/905a305192ab76b5bc64d2e8f271886cc40324bf
しかし、私が今回注目したいのは、その機能性以上にこのニュースの秀逸なタイトルです。
「きちんと×楽ちん」
このフレーズを目にした瞬間、思わず膝を打ちました。 お気づきでしょうか。「韻」を踏んでいるのです。 「き・ち・ん・と」と「ら・く・ち・ん」。 どちらも四音の構成であり、後半に「ちん」という響きが共通しています。
同じ音を繰り返したり、音数を揃えたりすることで心地よいリズムを生み出すと同時に対比という観点も!今回は 「きちんと(緊張)」と「楽ちん(緩和)」といったニュアンスでしょうか。
正反対の概念を同じリズムの型に流し込むことで、相反する二つの要素がセットになって読み手や聞き手にインパクトを与えます。
単に「正装感があって歩きやすい」と説明されるよりも「きちんと×楽ちん」と短くリズミカルに言われた方が、記憶に残りやすく手に取りたくなりますよね。
言葉の内容はもちろん大切ですが、それを届ける「音」「リズム」がいかに重要かを伝えてくれるニュースですね。それこそ、音の大切さと言えばお経がまさにそう。
字だけを見ても退屈してしまいますが、お経を耳から聴くと心地よいと思いませんか?意味を理解しようとする前に、まず「音」がダイレクトに身体に響くのです。
「きちんと×楽ちん」というコピーも、理屈でメリットを理解させる前に、そのリズムで「なんだか良さそう!」と直感させてしまう魔力があるのです。
皆さんも、日常の中でふと耳にした言葉のリズムに、耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。