雑感

「ちょいかじり」の罠

 先日、生徒から

「僕がいきなり大学に入ってから、全くの初心者なのに吹奏楽部に入ってユーフォニアムを吹きたいと言った時、先生はどう思いました?」

と尋ねられました。私は次のように答えました。

「もちろん驚いたけど、嬉しかったよ。挑戦したいという生徒に『無理だ』とは私が言うわけないよ。逆に、言い出してすぐにやめる・・・となったら一言厳しいことを言うけれどね。

やめること自体が悪いんじゃなくて、大した努力もせずに逃げてしまうことはどうかな?と思うから。でも、君はしっかりと続けてすごいよね。」

と。仕事でも、勉強でも、趣味でも同じです。自分なりに限界まで努力して、それでも「これ以上は無理だ、非効率だ」と判断したのなら速やかにプロに任せたり諦めるべきです。

 まさに先日の私…💦これは正しい判断で、次の一手を打つためのスタートだと定義しています。

 とはいえ、世の中に多いのは、その手前の段階——つまり「大した努力もせずに投げ出す」パターンです。

 私の周りにも「頑張ります!」と意気込んで始めたのに「難しい、無理」と壁にぶつかった途端、次の新しい講座や教材に飛びつく人がいます。

 学生の場合は、問題集を買っては最初の数ページだけ取り組んで、そのまま放置。それなのに、また次の新しい問題集に手を出すというパターン。これでは成績が上がるはずがありません。

 まずは一つの問題集、一つの仕事に100%の出来でなくてもいい。60〜70%の出来でいいから、とにかく最後まで「やり切る」こと。

 この「最後までやり抜く」という粘り強さがあってこそ初めて芽が出る・・・と信じて今日もボチボチ頑張っていまーす🖊

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