対比 文章の型

逆接の多用は…×

 「今日は頑張ろうと思ったけど、眠くなってしまったけど、結局遊びに行ってしまったけど、焦っている」

 上記の文章を読んでいかがでしょうか?違和感ありますか?それともありませんか?私は・・・違和感「あるある」です。

 一見、状況を説明できているようで、読み手は「結局どうしたいの?」と混乱してしまいます。なぜなら「けど」が多すぎるからです。「けど」は論旨を何度もひっくり返す働きを持つからです。

 これが繰り返されると文章のリズムが悪化し、肝心な「伝えたい主題」が不明確になってしまいます。読み手は内容を追うよりも、どこが大事な情報なのかを探すことに疲れてしまいます。

  この文章を分かりやすくするのは実はシンプルです。「けど」の使用を必要最小限文を短く区切り、一文一要素を徹底する。本当に強調したい強い逆接や対比だけを残すことがポイントです。

 先の例を改善すると、

「今日は勉強を頑張ろうと思いました。しかし眠くなり、友達に誘われて遊びに行ってしまいました。今は焦っています。」

とすればいいのです。こうすることで文章が整理され、理解がスムーズになります。文章で最も大切なのは「分かりやすさ」です。「けど」を多用した長文はその両方が失われてしまうのです。

 書き終える前に「この逆接は本当に必要か?逆説を多用していない?」と一度問い直す習慣をつけてみましょう。そして文が長すぎないかも要チェックです。

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