雑感

動くのは本人

 先日、コンサルタントの方から興味深い話を聞きました。「コンサルとプロデュースがごっちゃになっている人がいるんですよ」とのこと。これ、教育業界でも同じだと感じました。

 「名前の通った教育機関に通わせれば、先生が何とかしてくれる」と、無意識に思い込んでいる保護者の方は、残念ながら一定数いらっしゃいます。

 もちろん、有名な教育機関には実績のある素晴らしい先生や、質の高い教材が揃っているでしょう。そうした環境に身を置くことで保護者の方は大きな安心感を得られます。

 しかし、どんなに優れた環境でも、忘れてはいけないことがあります。

 それは、実際に勉強するのはお子さん本人だということです。

 コンサルタントがいくら良い戦略を立てても行動するのはクライアント自身であるように、教育の主役は常に生徒本人なのです。どんなに優秀な先生がいても本人が動かなければ成績が上がるはずがありません。

 もし、頑張っているのに結果が出ないと感じるなら環境が合っていないのかもしれません。その教育機関のレベルや指導法がお子さんの個性や学習スタイルに合っていない可能性も考えられます。

 重要なのは、先生や塾に「何とかしてもらう」という受け身の姿勢ではなく「どうすれば自分に合った学びができるか」を親子で一緒に考えること。

 「先生」や「塾」は、あくまでお子さんの可能性を引き出すための存在で主役ではないとつくづく感じる今日この頃です。

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