記述のコツ

主語と述語のズレ

 「AくんはBくんのことをどう思っているかが分からなくなり、恥ずかしくなったから。」

 この文章、パッと読むと「恥ずかしくなった」のはAくんに思えますよね。実際、文章構造的にそうしか読めません。ところが模範解答は「Bが恥ずかしくなったから」となっているのです。

 つまり、伝えたかったのは「BにはAの気持ちが分からず、Bが恥ずかしくなったから」という意味なのです。でも、最初の文だと「恥ずかしくなった」の主語がAになってしまう……。

 こういう「主語と述語のズレ」!!国語のテストでは本当によく見かけます。話し言葉では雰囲気で通じてしまうことも書き言葉では通用しません。読んだ相手が「誰が何をしたか」を誤解してしまったら、それは✖なのです。

 こうした曖昧な文は採点でも△になることが多いですが、本来なら✖にしてもおかしくないミスです。自分ではちゃんと分かっているつもりでも伝わらなければ意味がない。

 だからこそ、答案を書いたら「主語と述語、ちゃんと合っている?」と確認する習慣が大切になってきます。少し大げさでも「誰が」をきっちり書くことが誤解を減らすコツです。

 伝えるための文章は、思い込みで書かない!そしてテストで△になった場合は、どこが足りていないのかをしっかりと指導できる人から教わることで記述力が上がります!記述力を身につけるのは大変ですが、いったん身につけると一生役立ちます。ファイト!

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