高校の古文、堤中納言物語の中に収められている「虫めづる姫君という作品があります。私はこの作品を読むたびに、姫君…本質をついている!!と感心するのです。
彼女は、毛虫や変わった虫をこよなく愛し、当時の女性たちがしていたお化粧やお歯黒をまったくしません。そしてその理由がまたすごいのです。姫君は、ありのままの姿を認め、毛虫がやがて美しい蝶になることを知っており、その「変化」に魅力を感じているのです。
つまり、「見た目で判断してはいけない」「本質を見抜く目を持つことが大切」という考えを持っていたのです。とはいえ、時代は平安時代・・・。まわりの人たちからは「変な人」と思われていたのです。
惜しい!!今の時代だったら「多様性を大切にする人」「本質を見抜く人」として、むしろ称賛されるかもしれません。むろん、なんでもかんでも「多様性」という言葉を振りかざして自分本位で行動することはよくないですが、本質を見るという点は高く評価されるでしょう。
いやはや、価値観って、時代とともに変わるんだなあとつくづく感じます。というわけで私は周囲からよく「そういう視点なんだ~~~。」と感心(あきれられる?)されますが、貫きまーす(苦笑)。
少なくとも保護者やその他の大人たちが子供の欠点ばかりを上げたとしても、私はあまり気にならないです。むしろ目の前の子のいい点を見つけて、そこをいかにして生かすかが得意だと自負しています。